チャイルドケアの学校を卒業後、永住権までつなげるためには、英語力、職歴年数、スポンサーなどの条件を満たす必要があります。
ビザの条件は、その時々の移民法の変更に影響を受けます。条件を満たせるのか、チャイルドケアセンターがスポンサーになってくれるのかなど、運とタイミングに左右される面があります。
チャイルドケアのポジション

- Childcare Centre Manager(園長)
- Early Childhood Teacher(小学校就学前~低学年の先生)
- Childcare worker/ Room Leader(保育士/クラス担任)
とあります。
ポジションによって目指せるビザの種類に違いがあります。
園長、Early Childhood Teacherは自力でもビザを目指すことができ、保育士、クラス担任はスポンサーが必要です。
チャイルドケアの学校に通う
チャイルドケアの学校の入学基準は、IELTS5.5〜6.0のところが多いです。英語力が入学基準に満たない場合は、語学学校に通って規定のレベルを修了することで、入学ができます。
チャイルドケアの学校では、まずCertificateⅢのコースを修了し、その後Diplomaのコースへと進みます。学校は週2~3日の通学ですので、授業のない日にアルバイトでチャイルドケアセンターで働き、経験を積むことができます。
卒業後の進路
弊社チャイルドケアコースを修了後の留学生さん達の進路や就職についてです。みなさん各々の道に進まれています。
日本に帰国される場合
- 日本で休学中の大学に戻って卒業を目指す
- 保育園や幼稚園で就職
- インターナショナル保育園で就職
引き続きオーストラリアに滞在する場合
弊社の卒業生さん達は以下のビザで、引き続きチャイルドケアのお仕事をされています。
- ワーキングホリデービザ
- 卒業生ビザ
- スポンサービザ
- パートナービザ
- 大学、大学院に進学
スポンサービザは、都市部、地方都市ともに申請・発給につながった方もいらっしゃいます。スポンサーが支払う給与水準条件が高いため、日本でも職歴があったり、職場がスポンサーしたいと思うような仕事ぶりや良好な関係は必要です。
大学、大学院でEarly Childhood Teacherまで目指す場合は、スポンサーなしでのビザ申請に繋げられる可能性があります。
さいごに
卒業後のビザについては、移民法が頻繁に変わるため、ビザの条件もその時々の影響を受けます。Diploma途中などのタイミングで、次のビザの最新情報、申請サポートとして、弊社提携のビザコンサルタントにお繋ぎ可能です。
チャイルドケアの勉強や就労は、「ビザのためにコースを選択する」のではなく、「チャイルドケアに興味がある」「保育の仕事が好き」な方がより良い経験になると思います。
お仕事は大変なこともありますが、興味や好きがベースにあると、経験の幅も広がり将来の道につながっていくと思います。












