オーストラリアリアには4大銀行があります。
- Australia and New Zealand Bank / ANZ
(オーストラリアニュージーランド銀行)
- National Australia Bank / NAB
(ナショナルオーストラリア銀行)
- Westpac Bank
(ウエストパック銀行)
- Commonwealth Bank
(コモンウェルス銀行)
銀行によって、毎月の口座維持費($5程度)がかかる銀行もあります。維持費のかかる銀行でも、毎月の入金額や学生ビザなどの条件を満たすことで無料になる場合があります。4大銀行の中で、ナショナルオーストラリア銀行(NAB)は、条件なしで、口座維持費は無料です。
口座開設時に必要なもの
- パスポート
- ビザ査証
PDF、メール可。銀行口座の開設は、学生ビザ、ワーホリビザの方が対象です。観光ビザでは銀行口座は開設できません。
- 入学許可証
学生ビザの方のみ。PDF可。
- 航空券の半券または、E-ticket
パスポートに入国スタンプが押されなくなった関係で、入国日の証明として必要になりました。携帯電話のE-Ticketの画面でも可。
- 住所、電話番号の情報
銀行口座はオーストラリア到着後、6週間以内に開設しましょう。それ以降だと、必要書類が増えます。
銀行口座の種類
銀行口座の種類はいくつかありますが、留学やワーホリで使う口座は、主に2つです。
①Saving Account(普通口座)
給料の振り込み、家賃の引き落とし、EFTPOSのカード支払いの引き落としなど、日常でよく使う口座です。
銀行の窓口やATMなどでの引き出しも可能です。
口座の残高は、カード紛失時などにも備え、必要以上にたくさん入れすぎないようにします。
②Online Banking(インターネット口座)
窓口やATMでの引き落としができないので、普通口座の必要分以外のお金を預金しておくのに使われることが多いです。
オーストラリアでは、銀行の窓口やATMに行かなくても、オンライン上で、①と②の間のお金を移動させたり、振り込みなどもできます。
銀行での手続きと英語
銀行口座の開設方法は、シンプルです。
銀行の窓口に必要書類を持って行き、”I’d like to open a bank account”と、開設したい旨を伝えましょう。銀行スタッフも、留学生であるということを踏まえて手続きをしてくれます。
通常、パソコンに内容を入力したあと、キャッシュカードが1週間から10日位で登録した住所に郵送されてくること、インターネットバンキングの使い方の説明を簡単にしてくれます。
よく使われる英語
- Open a bank account 銀行口座の開設
- Saving account 普通口座
- Deposit 入金
- Withdraw 引き出し
- Interest 利息
- Bank statement 銀行明細
- International transfer 海外送金
- Account number 口座番号
- BSB number 支店番号
- Postal address 受取先住所
- Swift code スウィフトコード
日本から海外送金する時に記入します。
オーストラリアの銀行口座について
- オーストラリアでは、インターネットバンキングが主流です。日本のように銀行通帳がなく、オンライン上で残高の確認や振り込みをします。
- 口座開設時に、明細(Bank statement)を定期的に郵送で送るか聞かれるかもしれないですが、もし郵送で送ってほしい時は、引っ越した時は、必ず住所変更をしましょう。旧住所に口座残高や使用履歴などの個人情報が郵送されてしまいます。オンラインで常に確認できますので、あえて郵送を頼まなくても大丈夫です。
- 現金はATM以外にも、スーパーのレジやセルフレジでも引き出しができます。”Cash out?”とレジで聞かれるので、現金を引き出したい時は金額を伝えると、レジから現金を受け取れます。(口座にも引き出しの金額が反映されます。)
- キャッシュカードで、デビットカードのように銀行口座から直接引き落として支払いをする方法が一般的です。EFTPOSと呼ばれています。
機械にタップするか、機械に差し込んで暗証番号を入力して支払いをします。買い物の当日、または翌日には、銀行口座から金額が引き落とされて反映されています。 - ATMを利用する時は、日本語表示に切り替えもできます。
- 日本帰国前は、オーストラリアに戻る予定がない場合は、口座を解約しましょう。