2024.01.22

チャイルドケア留学情報

保育資格の書き換えについて

1. チャイルドケアコースで学ぶ

日本の保育資格があっても、チャイルドケアの学校に通って資格を取得することを推奨しています。学費と時間はかかりますが、オーストラリアの保育についての知識、実習経験を積んだ上で働くことができます。
 
学校に通うことのメリット

  • チャイルドケアで働くために必要な英語力が高められる。
  • オーストラリアの保育方針、カリキュラム作成、オブザベーション、書類関係などを理解できる。
  • 実習を通して現地保育園での経験を積める。コネクションで就職につながりやすい。
  • Diplomaまで修了すると1.5年働ける卒業生ビザにつながり、長く就労経験を積むことができる。
  • *卒業生ビザはコース期間、年齢、IELTSの申請条件あり。

 

2. 保育資格の書き換え

書き換えの場合は、以下2つが揃っていることで、チャイルドケアセンターで働くことが可能です。
 

  • すでに働くことのできるビザ
  • 現地で即戦力として働ける英語力と経験

 
ビザについて
すでに働くことのできるビザを所有しているか、自分でワーキングホリデービザなどを取得できることが必要です。スポンサービザについては、海外にいる見ず知らずの人を雇いビザサポートをしてくれる保育園が見つかる可能性は低いです。
 
即戦力について
日本のように事前研修で1から教えてくれることはありません。即戦力として保育士の配置基準の1人としてカウントされます。オーストラリア保育や書類作成の理解も必要になってきます。
 
英語力について
チャイルドケアはチームワークの仕事でもあり、同僚、子ども達、保護者とのやり取りすべてを英語でこなす必要があります。
 
カジュアルのアルバイトで保育補助をする場合、目安として、IELTS5.5~6.0くらいが最低ラインです。Diploma同等資格で働く場合、カリキュラム作成、子ども達の記録など書類仕事、保護者とのやり取りなどもあると、もう少し高い英語力が必要です。現地の英語は日本で聞く英語よりも速く感じたり、子どもの英語は聞きとりにくかったりします。

 


書き換えができる可能性のある方

書き換えの申請の際に、いずれかの英語力証明の提出を求められます。
 

  • IELTSアカデミックで、Listening8, Speaking8、Reading7, Writing7のスコア
  • 英語圏のカレッジに1年以上フルタイムで通った証明(学科不問。語学学校は除く)

 
日本の保育資格からの書き換えの場合、IELTSのスコア提出が必要になる可能性が高いです。求められる点数がネイティブに近いスコアになっているため、難しい方が多いです。
 
アメリカ、カナダ、イギリス、ニュージーランド、アイルランドで、フルタイム1年以上勉強したことがある方+ワーホリビザが取得できる方向けになるかと思います。
 
 
オーストラリアの幼児教育機関はACECQAになり、海外からの保育資格を査定しています。
英語力とビザも含め、当てはまる方は直接ACECQAのサイトを見て、ご自身でお願いいたします。

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