2019.03.23

チャイルドケアの様子

チャイルドケア / 先住民を敬うイベント

オーストラリアのチャイルドケアセンターで働くといろいろなイベントを体験しますが、先住民の文化紹介をするイベントはオーストラリアならではだと思いますので、ご紹介します。
 
NAIDOCとは、「National Aborigines and Islanders Day Observance Committee」の略で、オーストラリアの先住民の文化を守ろうというものです。
 
チャイルドケアセンターでも、NAIDOC WEEKと呼ばれる期間があり、1週間に渡って、子ども達に先住民についての絵本を読んで教えたり、文化を紹介するアクティビティーが行われます。
 
「先住民」は、英語でIndigenous Peopleといい、子ども達にも分かりやすいように「First people to come to Australia」と説明したあと、「We came second」と教えています。
 
オーストラリアならではのイベント、NAIDOC Weekでは、チャイルドケアセンターでもいろいろなアクティビティーが行なわれています。
 

  • 先住民の国旗の色ぬり

子ども達は、見本を見ながら、真似をして絵の具で色をぬっていきます。

  • アボリジナルカラーの手形

筆でアボリジナルカラーの絵の具を手にぬって、子ども達の手形をとります。

 

  • ブーメラン作り

綿棒を使って、ブーメランを装飾♪
アボリジナルアートがドット模様なので、ドットを描きます。乾いた後は、お部屋に飾ったりします。

  • フェイスペインティングコーナー

先生がドット模様で子ども達にFace Paintingもできます。
 

 

  • ぬり絵やパズル

チャイルドケアセンターでは、普段から先住民の国旗や写真が飾られていたり、パズルで遊んだりします。アボリジナルアートのぬり絵もあります。

 

  • 先住民の歌やダンスの紹介

子ども達に先住民の歌を教えたりしています。歌はいくつかあるのですが、「Tabanaba」や「Inanay」という曲はメジャーです。
 
NAIDOCは、オーストラリアならではのイベントで、チャイルドケアセンターでの保育にも取り入れられています。
オーストラリアでは、自分たちは移民であり、先住民の文化を尊重して、子ども達にも伝えていく教育が小さい頃から行われていて、日本では経験できないオーストラリアならではのイベントの1つです。
 
 

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